
ITパスポートの試験を受けてみました!!
ということで「ITパスポート」について見ていきたいと思います。
ITパスポートとは

ITパスポートってなに?
ITパスポートとは
ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験
とのことです。つまり、

ビジネスに関するIT基礎知識
です。
- IT関連のキーワードなどが分かり、IT関連の会話が分かる
といったところでしょうか。
どんなテストなの?

どんなテストなの?
120分100問、4択問題でテスト形式はCBT形式です。

CBT方式?
CBTとは「Computer Based Testing」の略で、全国各地の会場でパソコンを使ってテストする方式です。会場も多く、随時テストも受け付けているため、試験を受けるチャンスが多いのが特徴です。

ITパスポートの出題範囲は?
ITパスポートのテストの出題範囲は
- ストラテジ系(企業と法務、経営戦略、システム戦略)
- マネジメント系(開発技術、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント)
- テクノロジ系(基礎理論、コンピュータシステム、技術要素)
です。もうちょっと言うと、
- ストラテジ系:企業活動を分析するための基礎理論や知識
- マネジメント系:システム開発やプロジェクトマネジメントの基礎理論や知識
- テクノロジ系:コンピュータシステム関連の基礎理論や知識
です。

PC関連以外の知識の必要とされている!!
勉強に使用した教材は?

どんな教材を利用したの?
私が使用した教材は
- ITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集 (よくわかるマスター)
です。
これです!!

使用した本はこの1冊だけです!!
本以外で使用したのは「ITパスポート 過去問道場」です。

「ITパスポート 過去問道場」はその名の通り「ITパスポート」の過去問のみならず用語の解説も多彩にのっています。

分からない用語はこのサイトで調べてみよう!!
ただ、「本やサイトだけで勉強するのもなー」と思い、Youtubeも参考にしました。それがこのチャンネル。

とても分かりやすく、するっと頭の中に入ってきます!!
この3つを駆使して勉強しました。
どのくらい勉強したの?

どのくらい勉強したの?
私が勉強した期間は「2週間」くらいです。

2週間で合格できるの?
正直ITパスポートに関する知識が何もない状態だと2週間では厳しいと思います。
私は一応少し
- PC関連の知識
- 簡単なデータベースの作成
- 経営戦略の知識
はある状態でした。

そんな私の勉強法を紹介します!!
どうやって勉強したの?
まずはテキストを一通りと見ました。

と言ってもいきなり覚えようとするのではなく、どんな知識が必要なのかを確認するためです。
さらっとそこまで時間をかけずに一通り読みました。
- どんな問題が出るか
- 知っているけど忘れていた知識の再確認
をしました。時間にしてテキスト1周を4~5時間くらいでしょうか。その後にテストです。
使用したITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集 (よくわかるマスター)には過去問があります。実際のCBT形式とほぼ同じ画面で過去問を解くことができます。
過去4年分を使用してテストをしました。
その結果が
- ストラテジ系:56%
- マネジメント系:64%
- テクノロジ系:62%
でした。
この時点で

ギリギリ合格できそう
な点数でした。
次に「ITパスポート 過去問道場」を使って、知らない用語を確認していきました。

一通り確認したあとに再び4年分のテスト。
- ストラテジ系:67%
- マネジメント系:68%
- テクノロジ系:72%
という結果に。

いい感じ!!
再度、ITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集 (よくわかるマスター)を一通り読みました。また、隙間時間を利用して
を視聴しました。
最後に直近の過去問1年分を過去問道場を使って解答。結果は
- ストラテジ系:68.6%
- マネジメント系:55.0%
- テクノロジ系:68.9%
でした。

一応合格点だけどマネジメント系が不安だ・・・
ということで最後はITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集 (よくわかるマスター)のマネジメント系の部分を重点的に確認しました。
テストの注意点

試験を受けるうえで何か注意点はある?
それでは以下に注意点を紹介します。

というより、私が経験した注意点です・・・
試験の予約
最近注目されてきている資格なだけあって、そもそも試験の予約がなかなか取れません。

3ヵ月先まで予約がとれない・・・
なんてこともたびたび発生します。

じゃあ、どうやって予約を取るの?
実は「ITパスポート」の試験は予約した試験日の3日前までなら、予約をキャンセルすることができます。そのため、

とりあえず予約とっておこう!!
と、いう人が多数。
そのため、予約を直前にキャンセルする人が一定数います。

そのキャンセルを狙います!!
一週間目など、直前の予約になってしまいますが、キャンセル待ちは有効だと思います。

私もキャンセル待ちで予約しました。
なかなか予約が取れない、という方は毎日朝に予約画面を確認してみるといいと思います。
シラバスの変更
実は「ITパスポート」試験は頻繁にシラバスが変更されます。

どういうこと?
ようは頻繁に試験範囲が変更されるということです。
1年の中にもシラバスが変更されることがあるため、持っている参考書が古いと対応できない可能性があります。
参考書には必ず「シラバス○○対応」と記載されています。この数字が最新かどうか確認しましょう。

実は私が持っている教材は試験を受ける1年前に購入したものでした。
当然シラバスに対応しておらず、若干苦戦しました。

なんか試験に見たこともない言葉がでてきてる・・・
と、ならないように注意しましょう。
付箋機能

付箋機能ってなに?
ITパスポートのテストはPCで回答します。
画面はこんな感じ。

問題文が記載されていて、その下に解答部分があります。
ア~エの4択で回答する形式です。そしてその隣に「付箋」といったものがあります。
この付箋機能は
- ちょっとこの不安だなー
- あとで再確認したなー
と言った問題に目印をつけることができる機能です。

便利な機能!!
そう、とても便利な機能です。私も「付箋機能」を活用しました。

うーん、この問題、後で考えよう。よし、付箋だ。
と、下のようにマウスでクリックしました。

回答欄と付箋が近すぎて、付箋をクリックしたつもりで回答「エ」をクリックしてしまいました。
そして、そのことに気が付かず問題を解き続け気が付いたのは見直しをしたとき。

あれ?この問題、解いてないけど、回答してあるぞ・・・
と、焦ったため、「付箋機能」には気を付けましょう。

焦って問題を解いたため、時間がかかり、結局最後まで見直しができませんでした・・・
テスト結果は?

テストの結果はどうだったの?
では、私のテスト結果は・・・の前に、テストの配点について見ていきます。
ITパスポートの配点はどうなっているの?
テストを終了するとすぐに採点されます。合格するには
- ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系がそれぞれ300点以上
- 合計点数が600点以上
となります。

ん?テストの配点どうなっているの?
テストの配点は
- ストラテジ系(35問)、マネジメント系(20問)、テクノロジ系(45問)がそれぞれ1000点満点
- 合計点数が600点以上
- 全100問中、総合評価は92問、分野別評価はストラテジ系32問、マネジメント系18問、テクノロジ系42問です。残りの8問は今後出題する問題を評価するために使われます。
となります。
以上より、例えば

マネジメント系は苦手だから、それ以外で頑張ろう!!
と、ストラテジ系800点、テクノロジ系800点、マネジメント系200点みたいな点数を取ってしまうと、マネジメント系が300点以下になっており不合格になってしまいます。

それぞれを平均的な点数を取ることが必要!!
となります。
テスト結果を見てみよう!!
では、テスト結果を見ていきます。私の結果は・・・

でした。

どれもこれもギリギリ・・・
総合評価点は655点とギリギリの結果ですが、なんとか合格でした。

テスト終了時に表示されるのはテスト結果だけで、合格かどうかは表示されません。
本当に合格しているかどうかは翌月ITパスポートのwebサイトで発表されます。受験番号を控えておきましょう。
さいごに
今回はITパスポートを受た時の話でした。

ITパスポート関連の知識があれば少ない時間でもいけるけど・・・
逆に知識が無いと結構時間を要するテストだと思います。

皆さんは余裕をもってテストに臨みましょう。
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