私は2022年3月にはじめてKindle出版をしてみました。
3月に気合いを入れて4冊出版しました。
ちなみにTwitterなどのSNSで宣伝は一切していません。
宣伝などしないでKindle出版をするとどうなるか、検証してみました。
出版した内容は?
私は臨床工学技士です。
主に「人工呼吸器」と「機器管理」を担当しています。
そのため、業務内容に沿った内容で出版しました。
Kindle出版で最低限必要なものは
- 原稿(図込み)
- 表紙
になります。
原稿はWord、表紙はPowerPointで作成しました。
また、書籍の中に挿入した画像もPowerPointで作成しました。
表紙に関しては正直外部発注がおすすめですが、私はすべてを自分で作成したかったため、表紙も含めて自分で作成しました。
何を出版したの?
- 2022年3月3日
臨床工学技士の呼吸治療カルテvol.1呼吸生理: 呼吸生理の超入門
- 2022年3月7日
臨床工学技士の呼吸治療カルテvol.2呼吸不全: 呼吸不全の超入門
- 2022年3月12日
臨床工学技士の機器管理カルテvol.1勉強会資料の作り方: 資料作成超入門
- 2022年3月22日
臨床工学技士の呼吸治療カルテvol.3換気モード: 換気モード超入門
の計4冊です。
だいだい10000文字程度を目安に書きました。
※10000文字以下のものもありますが、、、。
どのくらい読まれたの?
出版した2022年3月3日から2022年5月3日までの結果です。
- KENP:2719
- 販売数:4
でした。
KENPとは簡単に言うと「Kindle Unlimitedで読まれたページ数に応じて発生する印税」になります。月によって変動しますが、だいたいKENP=0.5円になります。
そのため、KENP:2719はだいたい1300円くらいの印税になります。
多いと感じるでしょうか?少ないと感じるでしょうか?
私は多く感じました。
なぜなら
- 医療系の本という、ある意味ニッチな分野
- SNSはおろか、知り合いにも知らせていなかった
などがあげられます。
上記4冊の中で読まれていたものが
- 臨床工学技士の呼吸治療カルテvol.1呼吸生理: 呼吸生理の超入門
- 臨床工学技士の機器管理カルテvol.1勉強会資料の作り方: 資料作成超入門
と、「呼吸生理」と「資料作成」という、作った書籍のなかでも幅が広い分野がよく読まれていたと思います。
そのため、やはり「医療」はニッチな分野といえるでしょう。
しかし、ニッチな分野であることが功を奏して「臨床工学」のカテゴリ1位を取ることができました。

Kindle出版で何が大変だった?
WordやPowerPointの操作は慣れているため苦戦しませんでした。
しかし10000文字書くこと、たくさんの図の作成が大変でした。
もとから作成していたPowerPointは用いず、心機一転すべて画像を作成したため図に一番時間を割きました。
原稿に関しては書き出す前に大まかな流れや何を書くか決めてから作成し始めたため、書き始めれば意外とすぐ書くことができました。
一番困ったことはやはり表紙のデザインでした。
今までそういったものを作成したことがなかったため、なかなか作り始めることができませんでした。

結局表紙はつくりかえました!!
最後に
知り合いやSNSで宣伝すればもっと読まれたと思いますが、何もマーケティングしないリアルな現状が知ることができて良かったです。
- 少しずつに読まれる数は少なくなっていますが、収益が上がっている
- 原稿の作成、画像の作成を通じて自分のスキルアップ
上記が達成しているため、個人的には成功と考えています。
作成するペースは少し落としますが、これからもKindle出版を続けていこうと思います。
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